借金

私が借金100万底辺バンドマンから債務整理で復帰できた方法

2018年12月14日

 

 

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私が借金100万底辺バンドマンから債務整理で復帰できた方法

 

キタガミ
キタガミ

俺はバンドができるようになった。
このまま続けてれば人気が出るはずだし、
そうすれば働かなくてすむ。
だから、ちょっとくらい借金してもすぐに返せるはずだ。。。ふふふ

私、こんな事を考えてしまっていた時期がありました。
もうほんとに黒歴史です。

そしてその後、借金があっという間に膨らんで返せなくなり、
債務整理しました。

人生の終わりが来るかと思ったのですが…

結論。そんな事はありませんでした。
むしろ、「国の優しさ」みたいなものを感じたのです。

この記事を読むと、

借金を積み重ねてしまって
もうダメかもしれない。

これからきっと生きていくことができない。

よく分からないところでこってりと絞られる。

と思っていても、
結構、大丈夫なんだということが分かりますので、最後まで読んでみてください。

売れないバンドマン、ツアーを頑張っていました

さて、私がバンドマンをやっていた時。
バンドをやるということは、
お金がかかるものです。

いい音を出そうと思ったら、機材が必要です。

特にバンドが音楽に凝るタイプだと、
どんどんと機材が必要になってしまいます。

また、バンドが活躍するには、
ツアーをしなければなりません。

ツアーというのは、自分らで地方のライブハウスに別々の日程でブッキング(ライブを組んでもらうこと)してもらい、
自分たちの足で、色んなとこに出かけて行ってライブする事です。

人気があれば追っかけが付きますが、
人気が無かったらそんなファンはいません。

ただ、色んなとこでライブをやるだけです。

ではなんでツアーをするかというと、
地方に行くと今まで開拓できなかったタイプのファンがついたりするんですね。

まぁ、YouTubeなどが当たり前になった今ではもう少し違うのかもしれませんが、

私がバンドマンをしていた頃は、
そんなものはなかったので、

自分たちの音楽を聞いてもらいたかったら、
自分の足で自分の音楽を布教しに行かなければならなかったわけです。

しんどいですね。

移動が長かったので、
バンドメンバーでレンタルしたハイエースを
代わる代わる、運転しましたよ。

当然、メンバーみんなでバイトしたお金です。

チケットが売れないので、活動費は全部自前です。

ついに借金に手を出してしまう

まぁ、そんな中作ってしまった借金です。
なにしろ、カードを作ればATMからお金が出てきてしまうわけです。

 

キタガミ
キタガミ

『すげーー!』

やめらんないですよね。
その時、頭の中には、きちんと返さなければならないことや、
利子が、複利でどんどん膨らんでいくことなんて、頭の中に全くありません。

※複利とは?

雪だるま式とよく言われるもので、
利子に利子がついて、どんどん膨れ上がっていってしまうのが複利です。

これをプラス方向に働かせるのが「投資」ですね。

 

最初は大したことないと思っても、
やがて取り返しがつかないことになる…

複利がマイナス方向に働く、
借金の恐ろしさです。

あっという間に限度額に到達。。。法テラスへ

やがてとうとう、カードの限度枠を全て使い果たしてしまいました。
さすがの、馬鹿だった自分もここで

 

キタガミ
キタガミ

詰んだ…

と気づくわけです。

さて、実は当時、消費者金融の借金には、
ものすごい%の利子がついていました。

20%台とか、当たり前だったんですね。

これが問題視され、弁護士が間に入って、
あまりに過剰すぎる利子を減額させる
「債務整理」
が流行っていた頃です。(流行るってのもおかしいですけど)

そうか、債務整理ってのをするしかない。

その債務整理というのは、どうやら「法テラス」というとこで無料で相談できると知り、
早速行ってみました。

社会の底辺を這いずりまわるバンドマンだったので、
そういうお堅いところにいくには、かなりエネルギーを使いました。
すると思いがけない展開が待っていたんです。

「特定調停」で簡易裁判所へ

弁護士に勧められたのは、
「特定調停」でした。

聞き慣れない単語に面食らったのですが、
要するに、

簡易裁判所が、債権者(お金を貸してる方です)と債務者(今回は最底辺バンドマンである私です)の間に入り、
借金をうまいこと返せるよう、話をつけてくれる、と。

 

キタガミ
キタガミ

簡易裁判所!?

私は相当、面食らいました。
だって、裁判所です。

あの、犯罪を犯したらお世話になる所。

おいおいおい…

私はこれから裁判所に骨の髄まで絞られるのか…

なんだか、きつーいお仕置きが待っているような、げんなりした気持ちになってしまいましたが、もうこれしか手立てがありません。

法テラスの紹介で、私は人生初めて
霞ヶ関
へ、足を踏み入れることになりました。

人生初の霞ヶ関。特定調停

もう無我夢中だったので、細かいディテールをよく覚えてなくて申し訳ないのですが、
なんとか頑張って書いてみます。

まず、霞ヶ関の受付のようなとこに何回か通い、必要な書類にいろいろ書きました。

まぁ、自分の身の回りの状況とか、そのようなたぐいの事です。
係の人がサポートしてくれるので、
そこまで迷うことはありませんでした。

そして、書類が揃うと…

いよいよ、特定調停の日がやってきます。

今まではただの受付だったけど、いよいよ本番です。

簡易裁判所で…特定調停…

もう、私の頭の中は真っ白になっていました。

特定調停本番、そこには確かな「やさしさ」があった。そして完済へ

さて、当日、まずは待合室に通されます。
すると、意外とそこまで悲惨な空気は漂ってなく、
おとなしく待つ、といった感じでした。

やがて、呼び出され、別の部屋に行くと…

弁護士が何人か座っています。

あれ、意外や意外。
物々しい雰囲気ではありません。
てっきり、骨の髄まで搾り取られると思ってたのに。

その後の段取りはこんな感じでした。

まず、私の収入や、生活費はどのくらいかかるか、
などをまとめさせられました。

その金額がわかると、次に、
弁護士が別室で電話してくれているようでした。

私は、いくつかの消費者金融に借金していたのですが、
一つひとつ私に確認しながら、
別室で消費者金融に電話をしてくれていたんです。

弁護士が、なんと私の代わりに消費者金融と話してくれてるわけです。

その時に、「こういう風に減額させますがよろしいですか」
みたいに確認しながら、一つづつ進められて行きました。

淡々とした手はずではありましたが、
明らかに、私は助けられている、という感覚がしました。
責められたり、叱られたりすることはもちろん、ありません。

やがて、すべての交渉が終わりました。

なんと、わたしの身の丈にあったように、
利子がかなりカットされ、
3年間かけて毎月このくらいづつ返せばいい、
という計画を練ってもらえました。

そして、これが破られると、簡易裁判所の権限で、給与などの強制差し押さえが行われる、と。
まぁ、それは怖い話ですが、
練ってもらったプランが無理のないものだったので、

 

キタガミ
キタガミ

よし、これは頑張って返そう

という気持ちになれたのです。

もちろん、俗に言う「ブラックリスト」入り状態になり、
その後5年くらいは新規借り入れやカードづくりが出来なかったですけどね。

その後はもちろん完済し、5年後には無事に新たなカードも作ることが出来るようになりました。

日常生活に、なにか変な制限がつくなどということも一切ありません。

もうダメだと思う前に相談してください

債務整理や特定調停などの手続きは、
借金を0にする魔法の杖ではありません。

ほんとに額が大きすぎて、0にしなきゃいけない場合は、自己破産になるでしょうが、
とにかく、それらの制度について言えることがあります。

これらの制度は、
借金でどうしょうもなくなった時に、
あなたを助けてくれる命綱なわけです。

どうしょうもなくなった時は、自分を追い詰めてしまう前に、
早めに頼った方がいいです。

日本は、幸いな事に、追い詰められても死なないような社会保障制度が
完備
されています。

誰かは受けられて、誰かは受けられない、という事がないんです。

これ、ちょっと凄くないですか?

発展途上国では、こういう制度はないことがザラです。
どういう目に合うんでしょうか…

奴隷になる?
どこかに売り飛ばされる?

まぁ、ろくな目に合わないでしょうね。

しかし、日本は、国が味方についてくれます。

あなたが再起するための手伝いをしてくれます。

借金で身動きが取れなくなったのは苦い経験でしたが、
その事を肌身で知ることが出来たのは、大きな支えになりました。

思いつめる前に、どうか法律事務所に相談
してみてください。

大抵のとこが、無料で相談を受け付けています。
親身になって、あなたの話を聞いてくれるはずです。(相手も人なので、あまりデカイ態度は取らないようにね)

身バレが心配な場合は、匿名で相談を受け付けてるとこもあるようなので、
利用してみるとよいでしょう。

↓匿名で相談を申し込む。

 

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キタガミ( @Kitagami_fx)です。 1日の半分を車で過ごす「半車上生活」をしています。 ノートPCひとつでできるノマドワーキングで、年商878万稼いでます。 法人代表です。 車中泊、Oculus Go、ゲーム・アニメに興味あり。

プロフィール

キタガミ( @Kitagami_fx)です。

1日の半分を車で過ごす「半車上生活」をしています。

ノートPCひとつでできるノマドワーキングで、年商878万稼いでます。

法人代表です。

車中泊、Oculus Go、ゲーム・アニメに興味あり。