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車中泊で恐怖のあまり救急車を呼んでしまった話
車中泊で恐怖のあまり救急車を呼んでしまった事があります。
結論から言うと大丈夫だったのですが、
何かの参考になると思うので、
その時の話をしていきますね。
いわゆるしくじり先生ってやつです
去年の冬は車中泊出来ていたのに
1月、めちゃくちゃ寒い時です。
寒波が来ていて、平地でも氷点下になるかどうかという気候でした。
その時私は、用事があって静岡のとある場所で車中泊をする事にしました。
1年前に、冬に都心のコインパーキングでよく車中泊していたので、
特に何も気にすることがなかったんですね。
温泉に入ったあと、バッテリーと電熱毛布まで使い、
これで大丈夫だ、と万全の体制にして寝たつもりでした。
そしたら…
凍えて救急車！でも酸素など異常なし
明け方頃、体がかなり凍えて目が覚めました。
「こんなに対策して寝たのに、なんで寒いんだ…！？
ひょっとして、身体のどこかが、なにかおかしくなってるのか！？」
とパニックになりました。
なんだか呼吸も苦しい気がします。
少し考えてから、何かあってからでは遅いと
救急車を呼んだのでした。。。
救急車の中で、軽く様子を見てもらうのですが、
熱もないし、心拍数も特に異常はありません。
とにかく凍えていて大変でしたが。
そして夜間対応専門の病院に連れて行ってもらい、
身体を看てもらうと…
やはり、異常はありませんでした。
酸素も正常。
「熱も特に無いです。
これから上がるかもしれないし…上がらないかもしれません」
というわけで、全く異常無しでした。
病院の中は暖かく保たれていたので、
だいぶ身体も楽になってきた気がします。
が、とりあえずクソ恥ずかしかったです。
原因は頭と口だった
タクシーで車に戻り、二度寝。
太陽が出てきていたこともあって、その後は凍えることなく寝ることができました。
そして、落ち着いたあとに状況を並べて分析してみます。
- 東京で寝ていた時に比べ、今回は車に少し霜が降りるくらいの気温。
- なので、霜が降りるかどうかが寒さ対策の分かれ目。
- 電気毛布、マットなどの対策はしていたが、頭がノーガードだった。
- 車の中は、特に暖房をかけていなかった。
- 酸素に異常なしだったので、車内の空気に異常はない。むしろ今までたくさん車中泊してきてる
- 寒い空気を口から吸って、身体の中が凍えたのが原因
というわけで、頭と口を冷やさないようにするのが大事だ！
という結論に至りました。
その翌日にふもとっぱらキャンプ場できちんと
ネックウォーマーとフード付きジャケットで頭を覆って寝たら、
それよりも寒い気温だったにもかかわらず、
普段以上によく眠れてめでたしめでたしだったのでした。
ネックウォーマーが本当に大事
この辺は、人によるかもしれませんが、
私は寒さに弱い方です。
寒さに弱い人は、
口から吸う空気で凍えるかもしれない
ということをよく覚えていてください。
で、これはネックウォーマーとフードをかぶることで簡単に防げます。
マスクでも代用できそうですが、
マスクは寝ていて外れやすいので、
しっかりとした長さのネックウォーマーを被ったほうがいいです。
車中泊は違法駐車ではないと明言
余談ですが、車中泊をしていたのはコンビニの駐車場です。
救急車に乗る前に、救急隊員が、コンビニの定員に
「この車は車中泊車で、違法駐車ではないと伝えておきました」
と言っていました。
どうやら、車中泊はそれほど煙たがられてないんだな、
と分かり、
少し安心という事も。
連泊とか、自分の駐車場替わりに使ってるとかなると、
流石に問題でしょうが、
一泊程度なら、車中泊はどうやら問題なさそうと見れますね。
