車中泊

トヨタの中古ハイブリッドカーが安くて車中泊車に適した車な理由

2018年12月13日

 

 

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トヨタの中古ハイブリッドカーが安くて車中泊車にもってこいな理由

「車中泊のための車って、何を選んだらいいかわからないし高そう…」
と思いませんか?

実は、トヨタのハイブリッドカーの中古を選ぶと、
かなりお得に車中泊することができます。

その理由を解説します。

ちなみに、他メーカーだと厳しいですが、
その理由も後で解説しますね。

トヨタハイブリッドカーのエアコンは、他メーカーは特許で真似できない

トヨタのハイブリッドカーは、
THS「トヨタハイブリッドシステム」と呼ばれるシステムで組まれており、

特許が多数取られていて、
他メーカーが真似できない機構が多いです。

なお、特許は2016年から
順次切れていくとのことなので、

言い換えれば、
2016年までのハイブリッドカーは、

トヨタが最大限のリードを活かして作ることができた

という訳ですね。

さて、その技術の中の一つで、
車中泊的に重要なものがあります。

それが、ハイブリッドシステムの中に
組み込まれている
エアコン用のコンプレッサーです。

コンプレッサーは、通常のエンジン車では、

エンジンからベルトで動力を取り出し、
車を動かす力を少し犠牲にして
コンプレッサーを動かす

という風になっています。

夏や冬にエアコンを使うと燃費が落ちるのは、
エアコンに動力を持って行かれてる分、
余計にアクセルを踏まないといけないからです。

しかし、トヨタのハイブリッドシステムは、
家庭用のエアコンと同じ、
電気で動くコンプレッサーが搭載されています。

ハイブリッドカーでは、
エンジンとモーターをうまく使い分けて
車を動かすので、

モーター用の強力な電気を生み出す機構が備わっているわけです。

それを、コンプレッサーにも使うことで、
エアコン使用時の燃費改善や、
エアコンの質の向上に繫がっているわけですね。

この仕組みはトヨタが特許を取っているので、
ほかメーカーは真似できません。

平たく言うと、トヨタ以外は
アイドリング時にエンジンが止まると、
エアコンが効かなくなるんです。

車中泊車として有名な、
フリードスパイクのハイブリッドモデルは、
停車時にエアコンが使えない欠点を持っています。

で、これは私の意見なんですが、
車中泊車にとってエアコンはかなり重要と考えます。

確かにアイドリングのマナーは大事ですが、

よほど住宅密集地でない限り、
実際にはアイドリングのクレームが出ることはほぼ無いです。

夜間にディーゼル車とかで、うるさいなら別ですけどね。

そして、車中泊は寝るだけじゃなく、
かなりの時間を車内で過ごします。

そしたら、どうしてもエアコンを使いたくなってくるわけです。

よく、夏の暑さには扇風機を使い、
冬の寒さには厚着を…など、車中泊ノウハウがありますが、

それって暑さ寒さに耐えることはできても、
ほとんど我慢大会のようなもんじゃないでしょうか?

使えるなら、エアコンを使った方が快適に決まっています。

しかも、停車中にエンジンがずっと回ってるわけではなく、

5~10分くらいに、エンジンが少し回って発電して、
ある程度バッテリーに電気が溜まったらまた止まる…

みたいな挙動になりますので、

普通の車に比べて、ゼロとは言いませんが
圧倒的に騒音になりにくいです。

これが、私がトヨタのハイブリッドカーを
車中泊車に勧める理由です。

型落ちの中古価格が意外と安い

もうひとつの理由が、

トヨタのハイブリッドカーは
型落ちの中古価格が
非常にこなれている点です。

あまりおすすめしませんが、
私はプリウス20型で車中泊をしています。

なぜって、買うときに車中泊をするとは
夢にも思ってなかったんです。。。

2018年12月現在、
プリウス20型の中古平均価格は、
107万となっており、

実際には、距離さえ無視すれば
十分まだまだ乗れそうな玉が
50~60万でゴロゴロ出ています。

もちろん、プリウス20型は、
アイドリングにエアコンが使えます。

燃費も、最新モデルには叶いませんが、
ガソリン車よりはかなり優秀ですから、
そこは腐ってもハイブリッドシステムです。

そもそも車輌価格が安いので、
その時点でかなりお得です。

まぁ、とはいえ中古プリウスでは
車中泊には狭いので(早く買い換えたい…)

普通はハイブリッドミニバンを選ぶぜ、
という話になりますよね。

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エスティマハイブリッドは隠れた車中泊車

で、実は、ハイブリッドミニバンも
かなりお得な価格で出ています。

一番注目したいのが、
エスティマハイブリッドです。

弾数こそかなり少なくなってしまいますが、
よく探せば走行距離10万km台の玉を、
100万未満で見つけることは
そんなに難しくないです。

しかもエスティマハイブリッドは、AC100V1500Wが
なんと標準装備です。
オプションじゃありません。

なので、車内料理もIHヒーターなんかを使っちゃうことさえ可能なわけです。

震災時には、数々のエスティマハイブリッドの電源供給が、
被災生活を救ったという話です。

更に言うと、あまり語られないポイントなのですが、
エスティマハイブリッドの8人乗りモデルは、

三列目シートを床下に収納し、
後部座席を前に寄せると、
180cmほどのフルフラット荷室空間が登場します。

シートの上に寝るのではなく、
シートをどかすので、
室内高もかなり高くなる。

室内の高さは、快適さに直結します。

実は、かなり車中泊向きなんですね。

私は、次に激安エスティマハイブリッドを買うのを、
虎視眈々と狙っております。笑

ヴォクシー、ノアは中古でもかなり人気、やや高い

まぁ、エスティマはミニバンの中では不人気車で、
そろそろ生産中止になるなんて噂も流れてきてますから、
他のミニバンを選びたいなーという気持ちにもなるでしょう。

その場合は、ヴォクシーノアあたりになってきますね。
この2つの車種は、名前は違うけど、実質同じ車です。

ヴォクシーは、三列目シートこそ跳ね上げ式ではありますが、
一般的な車中泊のイメージの荷室空間は十分確保でき、

マットさえきちんと用意すれば、
シートの上に寝るような形で、

エアコンを利用した
快適な車中泊が可能でしょう。

関連記事>>>
車でぐっすり寝るための、車中泊歴4年の私が勧めるマットをレビュー

価格は、エスティマよりは人気があるのか少し高くなり、
車両価格だけでどうしても150万円くらいは
見ないといけません。

なので、お得感は薄れてきますが、

「どうしてもエスティマのフォルムが好きじゃないんだよねー」

という方は、この辺りを選ぶことになってきます。

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アルファードハイブリッドは型落ちが安くて狙い目

アルファードハイブリッドの中古は、
私もこの記事書くために初めて見てみましたが、
意外とこなれてますね。
100万円台前半を見つけるのは難しくないです。

まぁ、アルファードと言ったら、現行のあの、
押し出しの強いフロントのデザインが代名詞的な存在ですので、
そうでない型落ちはぐっと値段が下がっているのでしょう。

車は、その実用性以上に、イメージや見た目でこうも値段が変わってしまう。
なんだか、とてももったいない気がしてしまうのは
私だけでしょうか。

ともかく、アルファードもシートの上に寝る形なら
車中泊は可能ですので、
型落ちアルファードハイブリッドにも、
注目する価値は全然アリです。

というわけで、快適な車中泊車をゲットするために、
今載ってる車を下取りに出して、

思い切ってトヨタハイブリッドカーに乗り換えるのは、
かなり良い選択だと、個人的に強くお勧めいたします。

やっぱり、車中泊は安くあげたいですからね。


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キタガミ( @Kitagami_fx)です。 1日の半分を車で過ごす「半車上生活」をしています。 ノートPCひとつでできるノマドワーキングで、年商878万稼いでます。 法人代表です。 車中泊、Oculus Go、ゲーム・アニメに興味あり。

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キタガミ( @Kitagami_fx)です。

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