デスクワークの時、音楽を聴くとなぜか集中できますよね。
私も色々な音楽をこれまで、
集中する為に聞いてきました。
その中で、集中するためにどういう曲を選んだらいいか、という要点が
絞り込めてきたので、それを教えますね。
まず大前提として、
脳みその使える集中力には限りがある
ということを覚えておいてください。
何かに集中しなければならない時、
他に興味の対象が移ってしまうと、脳みそは十分な集中力を維持できません。
一方、音楽には「精神に働きかけ、エネルギーを整えたり、湧き上がらせたりする」
力があります。
すなわち、目標とするところは
「集中力を削がずに、自分の脳みそのパワーを120%引き出せる」
ものを選んでいくこととなります。
1.なるべく起伏の少ない曲を選ぶ(繰り返しが多い)
展開が多い曲は聞いててとても楽しいですが、(プログレッシブロックとか、古いですね)
その展開に気を取られて、集中力が十分に発揮できなくなってしまいます。
起伏の少ない曲を選びましょう。
2.日本語の歌詞は避ける
脳みそは、自分の母国語を聴くと、その内容を解釈する為にかなりのリソースを使います。
例えば「お前クソだなこのやろう」
と言われると、すぐに
「あぁん!?なんだテメェ?」
と、ムカつきますよね?
しかし面白いのは、英語で
「Your mother is sucker.」
みたいに言われても、即座にムカつくという感じはしませんよね。
私の考えでは、我々が子供の時から大人になるまでの間に、
「言葉を通してどういう体験をし、心が動いたかの蓄積」
が、これを形作っていると思います。
汚い言葉を使って喧嘩したり、恋愛をしたり、悲しくなったり・・・
喜怒哀楽を、言葉と共に過ごしてきた。
だから、そのように多くの時間を一緒にしてきた言葉は、
耳(=脳みそ)が、素通りできないんです。
それは、うまく使えばとても良い効果を生み出すのですが、
集中力を保つ為には、邪魔になってしまいます。
楽器だけの曲や、英語など外国語の歌詞にしましょう。
3.激しい曲は避け、ゆったりしている曲を選ぶ
テンポの速い、リズミカルな曲は、
聴く人の運動能力をサポートします。
ジョギングする時、ノリのいい曲を聴きながら走ると気持ちいいですよね。
しかし、デスクワークは運動するわけではないので、
体が動いてしまっては目的を達成できないですから、
体が動かないような、緩やかな曲を選びましょう。
そういう曲では眠くなってしまう、という人は、
ミドルテンポなどの曲を。
この辺は個人差ありますね
次回は、実際にどういう曲を選んで聞いているか?
というのを、教えちゃいます!!